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2012年05月20日

いよいよ金環日食です

勝っちゃった! 交流戦3連勝だ\(・o・)/ワア!あい。てか、ちょっと(゜ω゜)。でも、マジで昨日はそんな感じのゲーム展開でしたね。気が付けば8回まで先発の内海投手がマウンドにいて…(*^_^*)。
ただ、9回裏2アウトまで要って、西村賢太郎に代えたのは、う~ん、巨キチ健康通としては微妙。あのままグッさんにセーブを付けてやりたかったなぁっていう気もしないでもなかったんだけど、他の巨人ファンの皆さんはどうだったでしょうか?
それにしても、昨日はNHKでテレビ中継していたのだそうですね。プロ野球はCS、それも巨人の主催ゲームはG+で見るのが当たり前だと思っている我が家では、誰も気が付いていませんでした(*_*)。ヒーローインタビューでようやく今シーズン第1号のホームランを打った慎之助が、今日はNHKさんの中継だから、余り巫山戯た事は言えないと言っていたのを聞いて、始めて気が付きました。ついでに、阿部慎之助が今日までホームランを打ってなかったって事もね(;゜ロ゜)。
さてさて話は変わって、今日は一昨日の
新健康通日記:珍しくはないけど珍しい日食
の続き、金環日食って、どんな日食? ていうお話です。すいません、昨日ご紹介するって言っていながら出来なくて…
月食と言っても、部分月蝕と皆既月食という2つの種類がありますよね。それと同様に、日食にも部分日食と皆既日食がある訳です。
日食と言うと、太陽が消えて周囲が夜のように暗くなるというイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、それは月の視直径が太陽より大きく、太陽の全体が隠される場合で、世に言う「皆既日食」という日食ですね。
この皆既日食では、星の観測が出来る位周囲が暗くなるのですが、皆既日食中に見える太陽周辺の星が放つ光は、太陽の重力場を通って来るため、夜空に見る時とは違い、屈曲してしまいます。そこで1919年の5月29日にアフリカのプリンシペ島で観測出来た皆既日食を利用し、イギリスの天文学者アーサー・エディントンは、1915年から1916年に掛けてアルベルト・アインシュタインが唱えた”質量(地球)が空間の幾何学をゆがめている様子を2次元に落とし込んで描いたところ 歪んだ幾何学自体が重力と解釈できる!”という「一般相対性理論」を検証する事に成功したのです。
また、同じくイギリスの天文学者で王立天文学会の初代事務局長を務めたフランシス・ベイリーは、1836年5月15日に観測された日食で、クレーターなどの月面の凹凸によって太陽の輪の光が点々と途切れるように見えるところから月に起伏がある事を証明。この原理は「ベイリーの数珠」として、今も尚受け継がれています。
しかし、皆既日食の時だけ騒ぐ私たち俄天文ファンにとって最も楽しみなのはやっぱりこれ、太陽の光が一ヵ所だけ漏れ出て輝く「ダイヤモンドリング」を見た瞬間でしょう(☆。☆)。あのダイヤモンドリングは、太陽が全て隠れる直前と直後に見られると言われていますが、厳密には、直前はリングにあたるコロナが見えないため、直後のみの貴重な瞬間という事になります。けれど、皆既日食を取り上げるテレビのニュースなどのVTRを見ていると、必ずと言っていいほど出て来る映像ですものね、結構頻繁に見掛ける瞬間でもありますね(*^_^*)。
さらに、皆既日食の際には、普段は光球の輝きに妨げられて見ることができないコロナや紅炎の観測が可能になり、天文ファンの期待と感動を高めてくれます。
という事で、こうした皆既日食ならではの素晴らしい天体ショーを楽しむべく、2009年の夏には、多くの人々が奄美諸島に押し寄せた事は、きっと皆さんの記憶の中にも残っている事でしょう。
でも、そんな2009年以上に騒がれているのが今回の金環日食! 嘸スゴいんだろうなぁっと言う人もよくいるのですが、実際には、一昨日の記事を読んでもらえばお分かりの通り、金環日食も皆既日食も同じ位起こっています。ではでは、一体全体なんでこんなに騒がれているのかと言いますとですね、そもそも金環日食というのは、その日その場所で見える月の視直径が太陽の視直径よりも小さいため、太陽の周囲がはみ出すんです。すると、そのはみ出した部分が光の輪となって輝くというものなんですね。
ところがところが、月の平均直径は3,474.3 km。私たちの住む地球の赤道面での直径は1万2,756.274 kmですから、約4分の1程度しかないんです。しかも、太陽の直径は139万2,000 kmという事は、どんなに考えても、月が太陽を覆い隠すという事は有り得ないんですね。従って、月の陰が手伝ってようやく日食は起こるという事になります。
そして、月の本影が大きく目に入ると皆既日食が見られる事になる訳ですが、その陰の大きさが中途半端だと、太陽は部分的に隠れる形になってしまいますね、それが部分日食なるものです。
けれど、部分日食を決して馬鹿にしてはいけません。その月陰がスッポリ太陽の真ん中に入ってしまうと、先ほど話したような光の輪が出来る金環日食を演出してくれるのです。そこで、この金環日食や皆既日食のように、太陽の中心部を覆い隠す日食を「中心食」といい、その月影が通る道筋を「中心食帯」と言います。1987年9月の日食では、この中心食帯が日本の沖縄本島を通過したため、見事な金環日食が見られました。
そして、この度、私たちの住む本州を、この中心食帯が通過する事となったのです。それが明日の朝の日食騒ぎになっているという訳!!
元々そう多くはない日本で見られる中心食ですが、本州ともなると尚更の事で、東京では137年ぶりの事なんですねぇ(・。・)。しかも、次に東京で見られるのはちょうど300年後だと言われていますから、まさに一生に一度の一大イベント!! 天文ファンならずとも、見逃せないのは当然でしょう(^_^)V)。
という事で、健康通なんかは、明日は会社に遅刻してでも自宅マンションの屋上から見るぞ~!! と思っていたのですが、うちの会社では、取材もあるので、編集部全員が始発出勤させられる羽目になりました(:_;)。でも、考えて見れば、会社の入っているオフィスビルの方が、ずっと観測条件はいいんです。この際文句を言わず、頑張って早起きしましょう(^_^)V)。
皆さんも、この貴重な瞬間を見逃さないように、まだ日食グラスを買ってない人は、是非今日中に買っておいて下さいねo(^-^)oワクワク。
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Posted by 健康通 at 11:12│Comments(0)
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