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2012年05月18日

珍しくはないけど珍しい日食

ヤバい( ・_・)D → (-- )倍。
て、別に巨人がどうのこうのっていう話じゃないですよ。我がジャイアンツは、珍しくいい交流戦のスタートを切りました\(・o・)/ワア!あい。ただ、言っちゃ悪いが、昨日・一昨日の相手はパリーグ最下位争い中のオリックスさんでしたからね、まあ問題は明日・明後日のソフトバンク戦でしょう。内海・澤村の二本柱で連勝出来ればいいんだけど…(;゜ロ゜)、う~ん、かなり微妙^.^;。
で、それはさておき、何がヤバいかって、天気ですよ、天気! それも週末の天気じゃなくて、週明けの天気です。なんと言っても今度の月曜日の朝は25年ぶりの金環日食ですからね(☆。☆)、何がなんでも見たいじゃないですか!?
健康通的には、別に日食そのものに関心がある訳ではないんですよ。金環日食だから見たいのです。
日食というのは太陽と地球の間に月が入るために、その太陽の表面が覆い隠される状態ですが、それは必ずしもいつも同じように見えるとは限っていません。
ほら、よく大自然の中で太陽を見ると、街中で見るより大きく見えるなんて言うじゃないですか? まあね、厳密に言えば、別に空気がいいからとか、周囲に高い建物がないからとかいうような複雑な理由で太陽が大きく見えるのではなく、ただ単に、太陽が大きく見える場所にいるから大きく見えるだけの話なんですけどね。それでも南国の大きな太陽は力強さを感じますよね(☆。☆)。
と、まあこのように、私たちが地球から見る太陽の直径というのは、その場所や時間帯によって随分変化するものなのです。とは言っても勿論、太陽はこの世に一つしかないものですから、その大きさが常時変化している訳ではないんですよ。従って、この様々な理由で大きさの違う太陽の直径を「視直径」と呼びます。
ご存じの通り、私たちの住む地球も月も、みんなそれぞれの軌道に乗って太陽の周りを回っている訳ですが、この月の地球周回軌道と地球の公転軌道はまん丸い円ではなく、横に膨らみを持つ楕円であるため、こういう常に大きさが変化するような見え方をする訳ですね(*^_^*)。
でもって、以前
新健康通日記:明日は月食です\(・o・)/ワア!あい
でご紹介した通り、太陽は黄道を1年で1周し、月は白道を約1か月で1周していますから、もし黄道と白道とが一致していれば、毎月新月の日には日食が、毎月満月の夜には月食が見られる事にはなるのですが、実際には黄道と白道の間には約5度の傾きがあるため、日食や月食が起こるのは太陽や月が黄道と白道の交わる点である月の昇交点か降交点付近にいる時に限られて来ます。そこで、太陽が交点付近にいる期間を「食の季節」と言い、日食はこの食の季節にしか起こらないとされているのです。
とは言え、単純に計算しても、この食の季節は約5ヶ月周期で年に2回は回って来る事になり、この食の季節には最低でも1回か2回日食が起こりますから、年に2回から4回は日食観測が出来る事になるのです。しかも、ここでまた健康通の好きな実は実話、交点は太陽の動く方向と逆向きに動いているため、約19年周期で年に3回も日食の季節が回って来る年が回ってくるんですねぇ(゜ω゜)。となると、日食が5回見られる年も出て来る訳ですよ。
けれど、月食は必ずしも食の季節だからと言って起こる訳ではありません。何故なら、月食は太陽と月の間に地球が関わらないと起こらないからです。そのため、実際には月食はごく稀に1年に3回見られる年もありますが、殆どは1年に2回見られるか見られないか程度。これまたごく稀ではありますが、一度も起こらない年もあって、21世紀の100年間で、日食は、皆既日食68回・金環日食72回・金環皆既日食7回・部分日食77回と合計224回も起こるのに対し、月食は、皆既月食85回・部分月食57回と合計142回しか見られません。
即ち、日食より月食の方が貴重なはずなのですが、月食というのは、月が昇っている時間に起これば、基本的には地球上のどこからでも観測出来る事になります。
それに対し、日食は太陽が月の影に入った地域でしか観測できないため、特に日本のような南北に長く、領土面積のそれほど広くない国にしてみれば、とても珍しい現象なんですね(*^_^*)。
さらに、太陽全体が大きく隠れる皆既日食や金環日食ともなると、日本で見られるのは本当に稀な話で、実際問題、戦後の日本列島では、1948年5月9日に北海道で見られた金環皆既日食、1955年12月14日に与那国島で見られた金環日食、1958年4月19日に八丈島で見られた金環日食、1963年7月21日に北海道で見られた皆既日食、1987年9月23日に沖縄で見られた金環日食、1988年3月18日に小笠原諸島置きで見られた皆既日食、2009年7月22日に奄美諸島で見られた皆既日食位しかありません。
ある説によると、18年と10日と8時間、まあ閏年の配置によっては18年と11日と8時間になるそうですが、とにかくそれだけの月日がたつと、約120度西の地点でよく似たタイプの日食が起こると言われていて、この「サロス周期」と呼ばれる周期によって、紀元前から人々は次の日食を計算して来たと言われていますが、とにもかくにも、日本にとって日食は非常に貴重な天体ショーであるという事ですよ。100歩譲って部分日食を加えても、2~3年に一度位しか見られないんですからねo(^-^)oワクワク。
こうなると、益々明明後日の金環日食への期待は高まるというものでしょう。さてさて、そんな金環日食とはどんな日食なのか? それは、明日またご紹介する事にします。お楽しみに(^_^)V)。
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Posted by 健康通 at 19:18│Comments(0)
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