新健康通日記

箱根駅伝が終わると、ああ、今年のお正月ももう終りだなぁ(:_;)っと思うのは健康通だけでしょうか？
今年の箱根は新山の神と呼ばれる柏原選手を擁する東洋大学の圧勝でした。正しく他の18校にとっては、天下の険というレースでしたね【σσ;】。
さてさて、そんなこんなの箱根駅伝ですが、なんで関東の大学しか出場出来ないんだろう？　関西の大学も仲間に入れてくれたらいいのに(｀ヘ´) プンプン。。今日、何気なくテレビを見ていて、何気なくそう思ってしまったのであります(・・?。だって、今や箱根駅伝のファンは日本中にいる訳で、日本中の高校生ランナーたちが、箱根路を走るために必死になって関東の大学への進学を希望する訳じゃないですか!?　その人気と知名度は、高校球児たちの競う甲子園に決して劣らないと思うんですよね。だったらいっその事、日本中の大学が出られるようにしてくれてもいいんでねえの??d(^-^)ネ!。
と思いきや、みんな目指すは箱根の山！　なんて言って、この大会を大学時代の頂点的目標にしてるでしょう。ところがところが、所詮箱根は毎年秋に行なわれる全国大学駅伝の関東予選にすぎないんです。つまり、高校野球で言えば、夏の甲子園をかけた都道府県大会みたいなものなんですね。だから、あくまでも「関東学連こと関東学生陸上競技連盟に加盟している関東の大学にしか出場権利がないという訳です(^0_0^)ナルホド。その証拠に、箱根で10位以内に入ると、その年の体育の日に開催される出雲駅伝こと「出雲全日本大学選抜駅伝競走」に、また、３位以内に入ると、その後の１１月最初の日曜日に開催される全日本大学駅伝こと「全日本大学駅伝対校選手権大会」に出場し、大学日本一の座を争える事になっています。
それもそのはずで、今から遡る事88年前に開かれた第一回大会の目的は、アメリカ大陸の継走での横断を実施するための代表選考会！　　実際アメリカでは、フランスの超有名な自転車競技大会「ツール・ド・フラン」のランニングバージョンとして、「トランス・コンチネンタル・フットレース」が1928年と1929年の２回行なわれています。
という事で、例え箱根を征しても、後の出雲駅伝や全日本大学駅伝を征しなければ真の学生チャンピオンとは言えない現実がそこにはあって、箱根で優勝した大学は、出雲と全日本でも優勝しなければならないという強いプレッシャーが新たに押し寄せて来るのです。
因みに、これら２つの全国大学駅伝に箱根を加えた３つの退会を”三大大学駅伝”とし、当然、目指すは三冠王なのですが、過去にこの大学駅伝三冠を達成したのは、1990年の大東文化大学と2000年の順天堂大学、そして、2010年の早稲田大学の３校しかないそうですよ(・。・)。しかも、この３校は、いずれも同年の予選大会である箱根では往路優勝を逃していて、箱根の山を完全制覇して大学駅伝の頂点にたっった訳ではなかったんですね。
こうなると、今年の箱根を完全に自分他著の物にした東洋大学の選手たちに、その大きな期待が掛かります。正直、柏原選手が卒業する今年、東洋大が史上初の完全三冠の座を射止めるのは、やっぱりちょっと難しいかなぁっと思うのが普通なんだろうけど、柏原選手がいても、これまで出雲や全日本では中々振るわなかった東洋大学!!　彼の存在は箱根では絶対なのでしょうけれど、それ以外のところでは、案外そうでもないのかも知れません。そして、もしそうだとしたら、あの驚異的な彼らの足に完全大学三冠王の夢を託してみたいものですね(^_-)。
にほんブログ村 季節・四季