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2011年11月17日

新酒を片手に星に願いを

今夜は新酒を片手に☆に願いを! な~んていうのはいかが?
今日11月17日は、2011年11月の第3木曜日!! そう、ボジョレー・ヌーポーの解禁日です\(・o・)/ワア!あい。
今年は正しく円高還元大歓迎と言ったところで、なんと1本ワンコイン、つまり500円で販売されているヌーポーもあるそうですよ。まあもっとも、ハーフボトルではありますが、取り敢えず試飲したいという方には売って付けと言えるかも知れませんね(*^_^*)。
だって、もともとこの11月の第3木曜日というのは、その年にフランスのボジョレー地方で穫れたブドウの出来映えを評価する日にすぎなかったんですものね。勿論、今でも真のワイン通は、来年・再来年のために試飲氏、確保するための日と考えているようです。つまり、今年のブドウの出来映えが良く、いいワインになっていると確認したら、それを確保し、貯蔵して、来年や再来年の飲料とする訳ですよ。何しろ、彼らは新酒よりも熟成ものに強い拘りを持っていますからね。ワインというお酒は、じっくり熟成させれば熟成させるほど味わいに深みが増すらしいのです。
が、しかし、一般的な飲んべいの健康通には、はっきり言って、そんな味覚はまるきりありません。有り難い事に、高価なビンテージワインも、安価な新酒ワインも、十二分に美味しく味わわせていただけるのです(;゜)ワーッ!母。
という事で、我が家はもうしっかり予約済み!! 今日の昼頃、1本880円のペットボトル入り超特売ヌーボーが届く事になっています。夜勤明けの旦那に、ちゃんと受け取って冷やしておくように言ってはあるんだけど、早く帰らないと、勝手に試飲されちゃいそうです^.^;。
でもって、なんで今夜は新酒を片手に☆に願いを! なんて書いたかと言いますとですねぇ、ちょうどかの有名な獅子座流星群のピークを迎えるからです\(^^)/。獅子座流星群と言えば、今からちょうど10年前の2001年に日本上空でも流星雨を描き出し、大きな話題を集めました。見た事はなくても、名前位は聞いた事あるとおっしゃる方が圧倒的多数ではないだろうかと思います。
流星雨というのは、ある一定の時間内に大量の流星が出現する事で、その上空に雨を降らせているかのように見える天体現象の事を言います。概ね、その時間は約6時間で、当然の事ながら、放射点となる星座が日没から日の出までの間に天頂付近にまで達する地域でしか観測する事は出来ません。
しかも、全ての流星群が流星雨を描き出せるだけのパワーを持っている訳ではなく、今のところ、「獅子座流星群」・「アンドロメダ座流星群」・「ジャコビニ流星群」、それに「法王座流星群」の4つの流星群しか正式に記録していないと言われています。このほうおう座流星群の描き出した流星雨は、今ちょうど日曜劇場でキムタクたちがやっている第一次南極越冬隊員たちが、インド洋を走行中の観測船「宗谷」の船上から1956年の12月5日に目撃したもので、その時は1時間に約500個もの火の玉を放っていたそうです。が、しかし、それ以来、大量放出どころか、流星すら殆ど観測されておらず、今やすっかり幻の流星群と呼ばれる始末です。加えて、アンドロメダ座流星群やジャコビニ流星群も似たようなもので、やはり過去に流星雨を編出した記録は1~2回しか残されていないのです。
そんな名か、獅子座流星群は1799年に大放出し、”天が星に埋め尽くされた~!!”と騒がれて以来、34年後の1833年のピークナイトには一晩に20万個もの流星を放ち、”どこかの国が火事だ~!!”と人々を大騒ぎさせたという記録が残されています。勿論、健康通はまだこの世にはいなかったので、嘘か真かは分かりませんが、このどこかの国が火事だ説は、33年後の1866年にも再び流れており、さらに、その100年後の1966年にも、アメリカやロシアで惜しげもない大放出が観測されています。そしてそして、またその33年後の1999年には、ヨーロッパで観測された1時間辺り5000個もの流星が描き出した流星雨がNHKのハイビジョンカメラによって撮影され、日本中のお茶の間に盛大に放映されました。これをきっかけに、日本人の獅子座流星群に対する知名度は一気にアップしたものと思われますね。
でも、一体全体何故、獅子座流星群だけはこんなにも正確に流星フィーバーを演出出来るのでしょうか? 不思議ですよねぇ(?_?)。でも、それにはちゃ~んと理由があるんです。以前、流星は彗星の放つチリであるという事は、
新健康通日記:ロイヤルスターを探せ\(・o・)/ワア!あい
の中でご説明しましたよね。忘れちゃった方は、↑をクリックして、チョコッと復習してみて下さい(^_^)V)。
でもって、この獅子座流星群の母天体となるのは、「テンペル・タットル彗星」と呼ばれる彗星なんだけど、実はこの舌を噛みそうな名前の彗星は、33年周期で太陽の付近に回帰して来るんですね。そんなテンペル・タットル彗星が発見されたのは1965年の事で、この時同時に、その軌道が獅子座流星群とほぼ一致する事が判明しました。そして、この彗星の公転周期が33年である事から計算すると、な・なんと、獅子座流星群の大出現の年とテンペル・タットル彗星が太陽に回帰する年がピッタリ一致するではありませんか(・。・)。こうして、獅子座流星具の起源がテンペル・タットル彗星であるという定義が確立され、そのテンペル・タットル彗星が太陽付近に回帰する前後数年は、流星の放出が活発になると分かったのであります\(^^)/。これが19世紀中頃の発見だったんだから、マジでめっちゃすごいよね(*^_^*)。
そして迎えた2001年の11月18日深夜、あの日本中に降り巡らされた流星雨が記録された訳ですが、あれから早10年、太陽と母天体であるテンペル・タットル彗星との距離を考えると、今年は決して好条件とは言えないのは確かでしょう。月齢も21.3だしね(:_;)。でも、天気はまずまずのようですし、流れ星は必ずしも見られるとは限っていないからこそ、星に願いをの夢と期待は高まる訳で、大切な人と身を寄せ合って晩秋の夜空を見上げてみるのも悪くはないでしょう(☆。☆)。
実はこの獅子座流星群は、非常に高速の流れ星としても有名で、その対地速度、即ち飛行中の物体の地表面に対する相対的な水平速度の事なんだけど、秒速71メートルにも達するのだそうですよ。これは、母天体となる彗星の軌道傾斜角が162度もあるため、ほぼ地球に正面衝突する形で大気圏に突入して来る結果、そこに地球の公転速度がストレートに加わって、超高速流星になっちゃうんですね。その代わり、比較的放射点の高度が低い時間帯であれば、数秒間という割と長い軌跡を描いて飛ぶ様子や、流星痕と呼ばれる煙の様な痕跡を観測する事も出来るかも知れません。
となると、東の空に獅子座が昇り始める日付の変わる時間位が見頃なのかと言うと、これが決してそうではなく、放射点がちょうど天頂に来る2時から3時位が、最も明るい火玉のような流れ星を見られる確立の高い時間帯と言えます。というのも、放射点の高度が上がると、短時間で濃い大気層に流星が飛び込む為、飛ぶ時間は短くても、濃厚な大気との摩擦で光度が増し、流星の明るさも増すのです。
つまり、今夜は数時間身を寄せ合って夜空を見上げていると、様々な獅子座流星群が楽しめるかも知れないという事ですね。獅子座の探し方はこちら↓
新健康通日記:レオの足を捕らえに行こう
をご参考に! 後、これも読んどくと、彼氏や彼女にうんちくが語れるかもね。
新健康通日記:百獣の王ライオンの星の怖いもの
ではでは風邪引かないように気を付けて、美味しいワインと美しい星をお楽しみ下さい\(・o・)/ワア!くわrく。
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Posted by 健康通 at 11:43│Comments(0)
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