新健康通日記

甲子園にあの星野仙一監督が帰って来ました。とは言っても、今年彼が率いるのは阪神タイガースではなく東北楽天ゴールデンイーグルス！　そう、楽天は本拠地宮城が被災地となってしまったため、一時的に甲子園を間借りして、フランチャイズゲームを開催しているのです。
でもって、昨日はマー君が渾身の等級で今シーズンの１勝目をゲット!　勝利の雄叫びを高らかと上げました。ほんと、マジで今、イーグルスはめちゃめちゃ頑張ってますよね。３勝１敗で、パリーグ単独首位ですよ、単独首位!!　まあね、今の時期は、どこでも一日天下みたいなものではありますが、それでも常に上位争いを繰り広げる事で、東北の皆さんには大きな励みになります。なにも瓦礫を片付けたり、仮設住宅を建てる人たちだけが復興に力を貸している訳ではありません。少なくとも、イーグルスの選手一人一人が希望の光を注ぎ込んでいる事は確かで、それもまた、復興に立派に一役買っているのではないかと健康通は思います。
一方、そんな楽天イーグルスにホームグランドを貸したタイガースはというと、しばし名古屋へお出かけ。魔の名古屋ドームで辛うじて勝ったはいいけれど、金本選手の連続試合出場がついに途切れてしまいました。まあね、来るべき時が来たと言えばそれまでなんですけどね。でも、あまりにも呆気ない記録ストップだっただけに、自他共に悔しくないと言えば嘘になるでしょう。
金本選手は1999年の７月21日から一昨日2011年４月14日までの実に13年間を掛け、1766試合という連続試合出場記録を作って来ました。これは元広島カープの鉄人衣笠選手の持つ2215試合に次ぐ歴代第２位の数字!!　そして、昨日もさらに記録を更新するであろう場面、誰もがまさかあんな結末になろうとは予測すらしていなかった事でしょう。
時は８回表、２アウトながらもランナー１塁。ピッチャー久保田に代わって大だ金本のコールが名古屋ドームに響き渡ります。虎キチならずとも、一応ちょっとは盛り上がるシーンだわなo(^-^)o。打席に入った金本選手が２球目を見送ると、１塁ランナーの俊介は２塁へと走る＼(^^)／。”よし、行った～！”、試合は終盤、これでタイガースは得点圏内にランナーを置き、チャンスは大きく広がるはずでした。が、しかし、俊介が、ま・まさかまさかの盗塁失敗(゜◇゜)ガーン。あえなく３アウトチェンジとなってしまったのであります。
一度バッターボックスに入った打者は、塁に出るか、はたまたアウトになるかしてその打席を完了しなければ試合に出場したとは認められないという規則がプロ野球のルールブックにはあります。従って、金本選手は昨夜はゲームには出たけど出場しなかったという事になり、連続試合出場は途絶えてしまったという訳ですね。勿論、そのまま金本選手が８回裏の守備に付けば、問題なく記録は更新出来ます。けれど、右肩痛で投球が困難である今の金本選手が外野を守る事は、ラッキーゾーンを作るのと同じ事。阪神がプロの野球チームである以上、それは絶対に出来ません。真弓監督も金本自身もそれは十二分に判断出来た事であって、結果タイガースは、大きな記録の終了とともに、貴重な苦手名古屋での１勝をもぎ取りました。
実際問題、金本選手が鉄人衣笠を追い越し、歴代１位の記録を達成するには、単純計算してもあと３年以上掛かります。何しろもう本人も43歳ですからね、無謀とも言えなくはないのです。そういう事もあって、これで良かったのかも知れないという気もしないでもありません。これからは記録に拘らず、本当に求められる場面で、本当に求められる活躍を見せてもらいたいものですね(^_^)V）。
という事で、今日の健康通日記は金本選手の話を中心にお届けした訳ですが、一応巨人の話題にもちょこっと触れておきましょうか(^0^;)。昨夜は期待の大型ルーキー、沢村投手が初お目見え,゜.:。+゜。７回表まで２失点。しかも議席点０という好投ぶりで、勝ち投手の権利を持ったままマウンドをおりました。
まあ試合そのものは残念ながら、中継ぎが同点に追いつかれ、一度は土壇場で勝ち越したものの、結局カープに執念でドローに持ち込まれるという結果ヽ(^^)(^^)ノれやれ。ただ、多くの新人が、ボコボコにボコられ手、ノックアウト状態で降板する中、やはり才能に恵まれた選手というのは、それなりに結果にも恵まれるんだなぁっと改めて思いました。
後はしょうがないよね、プロはそんなに甘くはないと言ったところでしょうか。特に今シーズンは、試合時間が３時間を超えて延長戦はやらないという節電用の特別ルールがあります。そのため、どうしてもヴィジターは不利になるだろうし、選手にしても、首脳陣にしても、９回以降は、全てのイニングが延長12回と同じなんですよね。ただ、その分、時計の針と相談して、投手や代打を惜しげもなく使う事も出来るようになった部分もありますし、何より今は野球が出来る事と野球を見られる事を喜ばないといけない時季。世の中悪い事ばっかりじゃないってね、思えるようなゲーム展開を繰り広げてくれれば、それで良しとするべきでしょう（*^_^*）。
金本選手にも、これからはもっともっと自分自身、野球を楽しんでもらいたいものですね（*^_^*）。
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